女性の体調不良と整体

女性の整体

婦人科の不調と整体の考え方

川越のヒロ整体院では、女性の体の違いを考えて婦人科の体調不良を回復に導く施術を行います。生理痛、生理不順、不妊、妊娠中、産後の不調、下腹部、恥骨痛、股関節痛、めまい、ほてり、イライラ、不安感から姿勢を整える施術までお任せください。

動物として生きていくための器官や機能については、男女差はあまりありません。循環器、呼吸器、消化器、手足など運動に関わる部分は基本的に同じです。サイズや筋肉量が違うくらいです。

最も男女で違いが大きいのは、言うまでもなく生殖器です。妊娠出産し子育てするための器官は、女性にしかありません。その点が、心身共に女と男をかなり違った生き物にしているのです。

女性には、卵巣 と子宮があり、 男性には、睾丸と前立腺があります。 解剖学的な違いはこの程度です。もちろん外性器と身体つきは成人男女ではかなり違います。脳にも若干の違いがあります。女性脳は、左右の大脳半球をつなぐ脳梁が太いです。

女性の体は妊娠と出産を中心に活動する


妊娠 ・ 出産する女性の身体の機能の仕方は、男性とは根本的に違います。妊娠・出産に伴う女体の変化は、とてもダイナミックです。 単に、卵巣と子宮があるから可能になるレベルのものではありません。

女性の体は、初潮から閉経までは、いつでも妊娠・出産が可能なように、体は準備しています。身体のリズムも男性とは大きく違います。女性の場合は、排卵 ・月経の周期を中心としたリズム、妊娠・出産を中心にして身体のリズムは活動してます。

男性の自律神経失調症は、自律神経そのものを調整すれば、交感神経と副交感神経のバランスは整い体調は良くなります。その際の調整ポイントは首です。胃潰瘍だったら、胃の調整と精神的ストレスで変化する部分の調整を行えば充分です。

女性の場合は、神経系や胃の治療と同時に、婦人科系統の調整が必要になります。身体の活動、変動の中心が、卵巣と子宮にあるからです。

女性の場合は様々な不調が、子宮や卵巣を調整すると自然に治ってしまうことが多いようです。逆に、症状の起こってる部分、胃なら胃だけを調整しても、なかなか回復までに至らないことが多いです。

それくらい女性の健康は、妊娠出産の機能と関連が深いと言えます。女性の健康のためには、女性の医学、女性の整体が必要です。

女性の生理(月経)と体調の関係

生理のときに女性は、骨盤が開いて下がり、経血を排泄します。注意深く観察すると、腰のくびれが少なくなりずん胴になって、脚が少し短くなった感じになるのがわかります。後ろから見ると、お尻が少し落ちている感じです。

生理の二日目くらいは経血の排泄量が増え、休みたいと感じる人が多いようですが、仕事をしていると体の声を無視してしまいがちです。女性の体のリズム、特に生理のリズムを無視すると、生理痛、偏頭痛、肩こり、腰のだるさなどで苦しむことにつながります。体の問題だけにとどまらず、情緒面で不安定になったりする女性も多いようです。

体調不良の女性で、生理不順や生理痛に苦しんでいる人は少なくありません。そういう女性は、頭(そのもの)が緊張していて、慢性疲労を起こしています。そして、その状態に気づいてない人が多いようです。

頭が緊張していると、骨盤は開きづらくなります。だから経血の排泄が滞ってしまい、子宮の掃除がすっきりと行なわれなくなります。

生理が終わると、開いていた骨盤が閉じ始め上がってきます。そうなれば、生理が終わったすがすがしさや、女性らしい体つきの美しさが出てきます。骨盤が充分に閉じないと、生理がすっきりと終わらず、排泄が少しずつダラダラ続く状態になります。

生理痛の原因

生理痛があるのが普通と思っている女性が少なくないようですが、心身の状態が良い女性は生理痛がなく生理周期も安定しています。

当院整体院の女性クライアントさんお多くは、生理痛、生理不順、子宮筋腫、子宮内膜症、不妊症などでお悩みです。生理痛などは誰でもある普通の体調と考えている人が多いです。

骨盤と女性生殖器
整体の体の観方では、特に骨盤の弾力性が乏しく、動きの堅い女性は、なんらかのカタチ(症状)の生理痛があったり周期が不安定だったりすることが多いようです。

骨盤の歪みが生理痛や生理不順など婦人科の不調の大きな原因のひとつです。骨盤が歪む原因は、横すわり、椅子に座ったときに脚を組むくせなど、身体の使い方や姿勢に原因がある場合が多いですが、頭脳労働で頭を使い過ぎても、骨盤が硬く締まって開閉しづらくなります。女性は生理(月経)周期によって骨盤が開閉するので、骨盤の動きが阻害されると、生理痛などが起きやすくなります。

骨盤は、左右で骨の高さが違ったり(水平でなくなる)、前後の位置のズレ、捻れや、右が開いて、左が閉じるなど、左右の骨盤(腸骨が別の方向に歪むこともあります。骨盤の歪みがひどく、動きがわるい女性は、生理が辛いことが多いようです。

骨盤と子宮は関係が深く、骨盤が緊張して硬ければ、子宮も緊張して硬くなっています。その状態だと生理痛が起こったり生理不順になったりします。

また、女性の身体で一番「陽性」と言われる子宮が、冷えている女性は少なくないようです。下腹部が冷たい女性、手足が冷たくて体温も低い女性は、子宮も冷えているようです。生理痛や生理不順、しもやけや、口の周りが荒れている、口内炎がよく出来る女性も、子宮が冷えて機能低下してるはずです。

生理痛の原因のひとつに骨盤内のうっ血もあります。骨盤内には女性生殖器(子宮と卵巣)がありますから、骨盤内のうっ血は、女性生殖器の機能低下を引き起こします。うっ血を起こす原因としては、運動不足、便秘、ガードル、きつめのジーンズやハイヒールも原因になることがあるようです。骨盤内のうっ血は、生理痛や生理不順だけでなく、婦人科系の不調の原因になります。

生理不順の原因

女性ホルモン(エストロゲン等)は、脳の視床下部が判断し下垂体を通して分泌指令を出します。視床下部は、ホルモンや自律神経を統合してバランスをとる司令部ですが、外部からのストレスにとても弱いです。仕事、人間関係、無理なダイエット、過労、睡眠不足などでダメージを受けバランスを崩します。

ストレスで視床下部の働きが鈍ると、スムーズに女性ホルモン分泌指令が出せなくなります。指令が無ければ卵巣は女性ホルモンを分泌しません。すると排卵リズムが狂い、生理不順になります。生理不順の女性は、過剰なストレス、生活の不摂生などが無いか点検したほうがいいと思います。

ホルモン補充療法は、自発的ホルモン分泌機能を低下させるから、たまには月経があり排卵する女性は、体調を整え、生活リズムを正し、ストレス解消をまず心がけたほうがいいと思います。

子宮筋腫のふくらみが縮小

30代前半の女性

首、肩、背中痛、慢性疲労などで通院されている方です。

消化器の不調もあるので、触診で下腹部を触れたときに異物感があったので、聞いてみたら、婦人科健診で子宮筋腫と診断されました。悪性のものではないので経過観察とのことでした。

身体均整法で子宮筋腫解消法があるので、2回ほど施術しました。1回目で半分程度に縮小(触診の感触では)。2回目では注意深く触診すれば異物感がある程度にまで縮小し、ご本人も下腹部の異物感と張りが無くなったとうれしそうに話されました。

この方は定期的に通院されてるので、その後も、触診で多少でも異物感を感じた場合は、子宮筋腫解消の施術を行っていますが、必ず婦人科も受診するようお勧めしています。

※施術効果には個人差があります。

施術の心がけ

施術風景イメージ

施術で心がけていることは、有効で安全な施術です。
ですから危険な手技は使わない。重症で自分の手におえないと判断したときは、病院の受診を勧めます。

整体施術の良し悪しは、時間の長短ではなく、効果の有無が大切です。過剰な刺激(施術)は、逆効果になることがあります。

体への刺激が強ければ効果が大きいと思っている人は少なくないですが、刺激の強さと効果は比例しません。

指圧やマッサージなど、体に垂直に圧を加える圧迫刺激は、反復が多すぎたり、力加減が強すぎると、筋肉をゆるめるどころか硬直させてしまいます。
強い指圧、マッサージが好きな人、弱いと物足りなく感じる人の多くは、頻繁にその施術を受けている人で、刺激中毒の状態になっていることが多いようです。

体には良好に活動できるように、体の状態を一定に保つホメオスタシーという調整機能が備わっています。
このおかげで、異常を修正し欠陥が生じたら自動的に修復するので、生命が維持できているのです。整体はこのホメオスタシーに働きかけます。

ひと呼吸する間に、脈拍が4拍打っていれば、循環器や呼吸器は正常に働いているといえます。これは体調を測るひとつの目安に使えます。

整体の効果

整体の施術は、直後に効果が感じられることが多いですが、時間経過とともに効果がより深く全身に浸透し、施術直後より楽になったと感じられることが多いです。
先日も患者さんからメールで、
「整体院を出てからすごく体が軽く楽になったのに気づき感動しました」
とうれしいメールが届きました。

お客さんから「整体を受けてから体が楽になりました」という感想を聞くことほどうれしいことはありません。
時間をかけて書いた手紙をいただくこともあります。
当院の整体の適応症で、病院で全く対応してないものはありませんが、病院では治療法がない結果が出なかった方からは特に感謝されます。

整体は保険適用でなく自費治療で安くないですし(当院は5千円)、国家資格でもないのに、多くの人たちが来院してくれるのは、感謝の気持ちでいっぱいです。
中には2時間もかけて来られる方がいますが、お客さんの期待と通院の努力に応えるためには、全身全霊で施術しないといけないと思わされます。

お客さんの中には、「疲れるでしょう?」とねぎらってくれる方もいますが、体力的にはそれほどではありません。
難しい症状、慢性化した症状の場合は、特に集中力が必要ですが、それを感じさせるということは、まだまだ私の技量と力が足りないということでもありますが、うれしい心づかいに感謝してます。

完全に満足できる施術はまだできません。
きっと一生できないと思うほど、人の体は複雑で奥深く、整体の技や哲学も深遠で多様だからです。
それだけに施術すればするほど、もっと勉強しなければと感じさせられることが起きます。
いい整体師になるためには、整体と人に興味がなければやっていけません。

施術のし過ぎは逆効果

施術風景

施術時間と効果の関係

たった5分で不調が改善したとしても、「今日の施術はこれでお終いです」という勇気は、まだありません。

せっかく5分で改善したのに、時間があるからと、いろいろしてると、悪くすることがあります。最初のほうが良かったと。

施術時間や刺激が多ければ効果が高いということはないと実感しています。

時間に拘るとつい余計は刺激(施術)をしてしまいます。施術のやりすぎは回復のためにはよくありません。

整体は、マッサージのようにしてもらってるときに気持ちよくなることが目的でないからです。
体調をよくする目的なので、体が施術に反応して良い方向に変化をはじめたら、それでその日の施術は終了したほうがいいのです。

あとは自然治癒力が体を整えて治してくれます。

施術後の好転反応

施術後の好転反応が出た女性

身体の緊張を解き、リラックスさせ、血行やリンパ液の流れを良くすることで、身体の抵抗力を高めることができます。
整体の基本施術の目的も、そこにあります。身体に不調な部分があると、それが筋肉をほぐしたり神経を刺激するなどすると細胞が活性化され自然治癒力が高まります。

施術によって壊れたり新陳代謝が滞っていた患部の細胞が活性化され回復に向かい始めます。身体が回復し健康になっていく過程でさまざまな反応が出ることを好転反応と呼びます。体の組織が修復されたり活性化されると、体は一時的に様々な反応を示すようになります。

反応としては、眠気、だるさ、身体がぼーっとするなどの弛緩反応や痛みが増すこともあります。便秘、下痢、発汗、腫れ、痛みなどは過敏反応と呼ばれます。
湿疹、かゆみ、目やに、吹き出物、大量の便などは排泄反応と呼ばれ、これによって体内の老廃物や毒素が排泄されます。
胃痛、腹痛、吐き気、発熱、動機などの症状が出ることを回復反応と呼びます。

当院の施術の場合は、好転反応と言っても、体が気だるく感じたり、眠くなったり、施術後で軽くなったり消えた痛みが、しばらくしてまた痛み出したりというのが多いようです。
便意や尿意を催すというのも、たまにあります。

神経が鈍く鈍感になっていたから感じなかったコリや痛みが、ほぐされることで感じるようになったり、自然治癒力が刺激、活性化され、体内の毒素が排出されたり抵抗力が増したりする際に反応がでることもあります。
これは一時的なもので、好転反応が治まれば、回復が本格化し体調が良くなっていきます。

解消したと思った痛みが再発したり、下痢などの症状が出ると心配になるものですが、痛んでも体を動かせる痛みなら心配いりませんし、他の症状でも一過性(一時的)なら、心配はいりません。体がちゃんと活動しはじめたと思っていてください。

回復力の高まりが好転反応を呼ぶ

整体で骨格を矯正し筋肉の凝りを緩め、血行やリンパ液の流れを良くすることで、体の回復力が高まります。施術によって壊れたり新陳代謝が滞っていた患部の細胞が活性化され回復に向かい始めます。

体が回復し健康になっていく過程で出る症状です。回復に向かって体が変わりはじめると、一時的に「症状」という形で感じることがあるのです。

施術を受けた後、帰宅後や翌日に、いったん解消した痛みなどが、増して出てくることがあります。眠気、だるさ、身体がぼーっとしたりすることもあります。
湿疹、かゆみ、目やに、吹き出物、大量の便などによって体内の老廃物や毒素が排泄されます。胃痛、腹痛、吐き気、発熱、動悸などの症状が出ることもたまにあります。

これは整体で不調が回復する過程で起きる体の健全な反応です。緊張して硬くなって血流や神経伝達が悪くなっていた患部が、回復に向かって修復しはじめるときに出るもので心配はいりません。痛み止めを飲んだり、病院へ行く必要はありません。

1~3日程度で、ほとんどの方は上記の症状が解消し、施術直後より楽になっていることが多いので、ご安心ください。

好転反応…整体後の体調変化について

整体の施術後は体が軽く楽に感じられ、痛みなども軽減、解消しますが、「好転反応」が出ることがあります。軽い好転反応としては、湯がありのような気だるさや眠気などです。

好転反応とは、文字通り「好ましい方へ転ずる」身体の反応です。整体などの手技療法や自然療法を受けた時の身体反応で、慢性的体調不良が回復に向かって変化しはじめたときに現れます。現代医療でも、効果的な治療で根本的に回復に向かうときに、同様の身体反応が現れることがあるようです。

この反応は一時的で、早い場合は1日ほどで、長くい場合でも3日程度で解消します。東洋医学では「瞑眩(メンケン、メンゲンとも)反応」と言い、漢方の常識では、「瞑眩なくして効果なし」と言われています。好転反応の 症状が出るのを境に、体調が良くなっていくのです。

好転反応の原因

好転反応の原因として考えられるのは、整体で自律神経のバランスが整う方向で体が働き始めたということです。

筋肉がゆるむということは、副交感神経が優勢になり、交感神経は静まるということです。現代人の多くは、仕事や人間関係、勉学などでのストレスに常にされされるため、交感神経が常に優位になり緊張している状態、テンションが高い状態にあります。

施術後に、一時的ですが、痛みが増したり、重だるくなる場合もあります。その痛みは、緊張し萎縮していた筋肉と神経系が、施術によって活性化され、血流が良くなったためと考えられます。血流が滞り細胞に溜まっていた毒素や老廃物が排出されだしたためとも考えられます。

施術で、背骨のズレ、骨盤の歪みが矯正され、筋肉や靭帯がゆるみ、それまで痛くて動かせなかった関節が動くようになったことで、痛みが発生する場合もあります。神経の伝達が鈍り、痛みなどを正常に感じられなくなっていたのが、感覚が敏感になって痛みを感じ出すこともあります。

痛む箇所が移動したように感じられる場合もありますが、これは、知覚麻痺の場合と、一番痛む箇所が解消したため、二番目に痛む箇所が表に出てきた場合も考えられます。

好転反応が出たら無理せず休む

施術直後は体が楽に軽く感じられても、翌日にはだるさなどの症状が出る場合もあります。このような時は、施術で具合が悪くなったと勘違いされることがありますが、その次の日には、体がすっきりとより楽に感じられることが多いです。好転反応が出たら無理せず休みましょう。2~3日過ぎても症状が強いままなら再度の調整が必要だと思います。

好転反応は一時的なもので、何度か施術を続けていけば出なくなっていきます。慢性化した症状の人の場合は特に、好転反応が出れば、その後の回復は早くなります。

痛みなどの症状が慢性化した人は、一般的に施術後1~24時間後に、一時的に痛みが強くなる場合があります。しかしその後、1~3日後には、痛みは解消していき楽になっていきます。

最初は施術直後には改善が感じられず、1日くらいしてから楽になった人でも、施術を重ねるにつれて反応が良くなり、施術後、1~2時間で効果を確認、実感できるようになっていきます。

施術の反応の鈍い人は、治りも遅いのが一般的です。このような人は、病気の初期には体調変化がわからず、進んでから自覚する場合が多いので、注意が必要です。体調変化や症状が感じられないのが健康体ではなく、体の状況変化を適切に感じられる身体が、健康な状態といえます。

好転反応の具体例

アトピーや湿疹のある人は、施術後の入浴後に皮膚がかゆくなる場合があります。喘息がある人は、施術後30分くらいしてから、一時的に咳が多く出ることがありますが、1時間くだいで収まり、その後は咳が少なくなります。

腰痛で痛む場所がはっきりと特定できない人は、腰痛が慢性化し激しく痛む状態になっているため、体が防衛して痛みを鈍くしたり、しびれさせている場合があるようです。

背中がかゆくなる人もいます。これは皮膚から1.5センチほど下の血流が滞っている箇所の血流が、施術で急に良くなったためです。背中がほてったり汗ばむ人もいます。

物がはっきりと見え視界が明るく感じられる人もいます。これは、首から上、頭に向かう血流が良くなったためです。

痛みや動きの悪さ、違和感、しびれなどが約1年以上続いている人が、1~3回程度の施術で、症状が解消したり、ある程度持続的に症状が軽くなることはまれです。特に慢性化して脚のしびれまで来ている腰痛の方に多いのですが、施術後に症状が改善解消しても、翌日頃に痛みが増してくる場合があります。

施術の刺激が強すぎて、施術後に痛みが酷くなることはありますが、当院では安全性を第一にしてますので、患者さんの体が受け入れられる程度の施術時間と基本的にソフトな刺激を心がけているので、刺激が過剰になることはほとんど無いと考えています。

5年以上の腰痛で、腰椎(腰の部分の背骨)や椎間板が変形してたり、極端に位置がずれている人は、施術直後に軽くなっても、その後、痛みが戻ることは少なくないです。痛みが無くても骨格の歪みと筋肉の硬直が酷い人は(その場合は常に重だるさはあり)、改善し始めると痛みが出ることもあります。

年配者が施術を受けた場合は、1~2日後に微熱が出ることがありますが、寝込むほどにはならないはずです。微熱が出るのは、内臓や神経系統も含めて身体が活性化したためと考えられますが、これで通院を止めてしまう人もいるのは、せっかく回復に向かい始めたのにもったいないことです。

施術後にどんな身体的変化が出るかは、体質や症状、気質によっても違いますが、一番多いのは、眠気、だるさです。人によっては、改善、解消した痛みが再発することもありますが、1~3日で軽くなって体調が良くなっていくから、心配はいりません、ご安心ください。

50代の女性の好転反応の例

50代の女性のお客さんの例ですが、私の施術を受けた後で、毎回(といっても3回目くらいまで)微熱が出るので心配だったと話されたクライアントさんがいました。

回復の過程でそういうこともあると説明したら、ほっとしていただけたので、こちらも安心しました。微熱が出た後の方が体調がいいので、そうだとは思ったようだが、心配はあったらしいのです。

整体で改善しても無理しない

体を酷使したり、使い方に無理があったり、睡眠時間が少なく(7時間以下)疲労が溜まっている人は、それが痛みなどの不調の原因だと考えてください。仕事や生活習慣は簡単には変えられないことはわかりますが、原因を放置して施術(整体)だけで体を良くするのは難しいです。施術後に改善しても、しばらくすると逆戻りするのは、考えてみれば当然だとわかります。

生活習慣、体の使い方、体の酷使、無理な姿勢などを改善する気持ちが無く、施術だけで症状を解消・軽減したい人は、良い体調を維持するためには定期的に通院する必要がありますし、ある程度体の状態が良くなるまでは、少なくとも週1回は治療と考えて頻繁に施術を受けることが必要です。

好転反応は改善開始のしるし

●緊張し過ぎた筋肉をゆるめると、体が、リラックスし、血行やリンパ液の流れが良くなり、細胞内の老廃物や有害物質が排出されることで、細胞が活性化されます。これによって自然治癒力が高まりますが、この過程で一時的に体がだるくなったり眠くなったりすることがあります。これが最も一般的な好転反応です。横になって休んだり、早めに就寝するなどしてください。好転反応なら、翌日には以前より体調が良くなっているのが感じられるはずです。

●神経の伝達がうまくいかず鈍感になっていたために感じなかったコリや痛みが、ほぐされることで感じられることがあります。また、一番痛む部分(患部)が良くな り、それに隠れていた別の部分の痛みを感じるようになることもあります(マスキング)。このような反応は一時的なもので、翌日か遅くとも数日後には解消されます。もし、それが解消されず、だんだんと悪くなるようなら、施術方法がまずかったということになります。

●施術後に、眠気、だるさや体がぼーっとしたり、尿意、便秘、下痢、発汗、腫れなどを引き起こすこともあります。また、まれに湿疹、かゆみ、目やに、吹き出物、大量 の便通があることもありますが、これも好転反応のひとつの現れです。これによって体内の老廃物や毒素が排泄されます。その後は体調が良くなるはずなので、安心して経過をみてください。

●上記のように施術によて体が変化していく過程で現れる、さまざまな反応のことを総称して好転反応と呼んでいます。好転反応は、体が良い方向に変化してきた兆しなので、施術上は喜ばしいことなのです。反対に、悪化するときは、じょじょに動けなくなっていくのが特徴です。

好転反応が出ても心配はいらない

痛みが施術後に軽くなったり解消したりすると、その後、痛み出すとがっかりし不安に感じるのはわかりますが、痛みは体が不調箇所を知らせる信号で、症状を悪化させず、回復に向かわせるためには必要不可欠な身体反応と考えています。

よほど不快で苦しく不安に感じる痛みは好転反応ではなく、施術や治療方法が不適切なために出る体調悪化のしるしで危険信号ですが、痛みが出ても体の動きには影響がない状態なら好転反応と考えれさしつかえありません。

その場合は、あわてず不安にならないようにして、痛みの感じを確かめるようにしていれば、じょじょに解消していきますので、無理をせず安静にしていてください。痛み止めを飲まないほうが、回復が進みます。

心理的好転反応もある

●この考え方は心理面にも応用できます。
意思の疎通がうまくいかず、お互いにわだかまりがある状態でも、表面的には波風は立たずに平静な関係を保っていることがあります。でも、何かトラブルなどが起きたりして本音を話したときに、衝突することがあります。

●このように意見、感情が対立したときは、対応次第で関係を好転させるきっかけにすることもできます。これを「好転反応」とみないで、衝突や対立そのものを重大視し正面から受け止めると、いたずらに悲観したりさらに関係を悪化させることにもなりかねません。

●体の場合も同様ですが、そんなときにはあわてず騒がず、不満点や意見の対立などの「毒素」は出し切り、その後少し休む(冷却期間を置く)などすると、心理的わだかまりが消え、関係が改善されることと思います。

●人間も感情で動く動物である以上、喜怒哀楽があるのは自然のことです。怒りや不安、悲しみ憎しみなど、いわゆるネガティブでマイナスとされる感情でも、必要があるから存在しているわけです。それを素直に認めてやり、何が原因か考えて適切に対処することは、精神面での健康維持に欠かせないことだと思います。

●真に健康になるためには、心身のネガティブな側面=痛みや不快感など、をただ抑圧するのではなく、安全なカタチで表に出してやる好転反応が必要なのではないでしょうか?