院長:吉田 裕彦
プロフィール
院長の吉田 裕彦 (よしだ ひろひこ) です。
1958年7月25日大阪市生まれ大阪市内の高校を卒業後、大手総合企業の配送部門で仕事をしておりました。
24年ほど前に同じ企業系列の金融営業部門へ移動となりました。それまでの配送という仕事で腰痛に悩まされていたことや、営業に変わったストレスもありこの頃から整体に興味を持ち始めました。
平日は会社で仕事をこなしながら、休日などを利用していろいろな整体のセミナーを受講しました。そこで悩んでいた自らの慢性的な腰痛を改善させ他の人への施術で身体を治す事への充実感も感じ、親しくしていただいたセミナー講師の先生や受講生の方々の経営されている治療院で休日にインターンとして働いていました。
そこで思い知らされたのが、何科、何科と縦割りで分業された病院では治らない、慢性的な腰痛や膝痛、手足の痺れ、肩こり、頭痛で来られるお客様がなんと多いか、と言う事でした。
さらに多くのお客様を施術して強く感じたのは、施術に強い力は必要なく、むしろ危険を伴うものだ、ということでした。
お客様の体格はその人によって千差万別です。そして施術者の体格も各自それぞれです。人から人へ加えられる力は単に力学的にもそうですが、それをどう感じるかの感覚の違いもあり、万人に同じ力での施術は大変難しい事なのです。
そのようなことから、施術中に故意であれ、無意識であれ強い力を加えるのは極めて危険なことなのです。人間の本能には防御反射というものがあり、外から加えられた力に対し本人の意思に関係なく、身体が硬直してしまうという習性があります。
強い力で押す、揉むという行為は痛気持ちいいという表現がありますが、それはお客様が感じる感覚なだけで、筋肉等に関して言えば、繊維が寸断され壊れているのです。
そこで、いかにお客様の身体に負担をかけず根本的に改善できる手技はないかと日々追求した末、筋骨格系に関しては、操体法やフェルデンクライスといった技術を併用することでかなりの成果を上げることができたと自負しております。
しかしここで私自身が忙しさの中、うつ病を発症してしまいました。人を治す仕事をしていて自分自身がうつ病になり、自分自身を治せない今までの筋骨格系主体の施術に苛立ちと限界を感じました。
そして私の「絶対に自分自身を自分の施術で治す」という決意のもとうつ病との闘いが始まりました。
不定愁訴や自律神経、交感神経と副交感神経の相互の関係などの文献を片っ端から読み、それを参考に色々なセミナーに参加してたどり着いたのが、頭蓋仙骨療法でした。
頭蓋仙骨療法との最初の出会いは大阪のセミナーでそこで一次呼吸の取り方を徹底的に練習しました。ただ大阪ではそれが限界で様々な諸症状に対してどのようにアプローチすれば良いのかまでには至りませんでした。
そこで東京でオステオパシーからの正統な発祥で、頭蓋仙骨療法の亜流ではなく本流といえるジョン・E・アプレジャー博士が日本で唯一承認した正規団体であるアプレジャー・インスティチュート・ジャパンでクレニオセイクラルセラピーのC S Tー1、C S Tー2を取得し、静止点への誘導や諸症状へのクラニアル・ポンピングからのアプローチの仕方、治療脈発生までの手技の組み立て方を確立させていきました。
アプレジャー・クレニオセイクラル セラピー
(頭蓋仙骨療法)修了書
CTS1取得修了書
CTS2取得修了書
そして自分自身に施術を行ったとき、頭蓋骨と仙骨が正常な方向に動き、心と身体がほどけて癒やされていった感動は今でもはっきり覚えています。この療法で私のうつ病は改善されていきました。
私の整体・治療理論においても、手を添えて皮膚誘導のみの超ソフトな手技にもかかわらず、自律神経系の諸症状だけではなく、慢性腰痛などの筋骨格系の諸症状にも圧倒的な改善効果を出し、今まで私が追求してきたテーマであるお客様の身体に負担をかけない手技という事で、一本の線で繋がりました。
私自身、様々な病気体験とその克服を整体を通じて行ってきました。そして今たくさんの方々が頑固な慢性腰痛や様々な諸症状で悩んでおられます。
その方々のこれからの人生を、単に痛みのみを改善させるのではなく、それ以前よりなお一層健康的に過ごしていただけるよう、今までの私の経験を活かせればと思い開院を決意しました。
ご縁があり、ここ高石市東羽衣の地でひろ健康整体院を開院させていただきました。ぜひ心身ともに解け癒やされる感覚、手を添えているだけで骨が本来の位置に戻る感覚を体験してください。
そしてあなたに備わっている本当に健康な身体を手にしてください。
ひろ健康整体院 院長 吉田 裕彦